テニス肘とは
2017/11/24
皆さんこんにちは!!
今回はテニス肘についてお伝えさせて頂きます。
テニス肘とは?
テニスをしている人だけの怪我ではありません!
普段のお仕事での負担や、家事育児の負担など様々な原因があります。
正式には外側上顆炎と呼ばれています。肘の外側に上腕骨外側上顆という骨があり、
そこに付着している筋肉の収縮によって外側上顆部に過度の牽引力が加わり筋肉、筋膜、骨膜、関節包に微小損傷が起こり
炎症が発生し痛みが生じた状態を言います。
そもそも、筋肉の収縮とはどの様なものなのか、、
筋肉の収縮には大きく等張性収縮と等尺性収縮に分けられ、等張性収縮はさらに2つに分けることが出来ます。
□等張性収縮 (筋肉の長さが変わる収縮)
・求心性収縮 例)物を持ち肘を伸ばした状態から肘を曲げる動作
・遠心性収縮 例)物を持ち肘を曲げた状態からゆっくりと肘を伸ばしていく動作
□等尺性収縮 (筋肉の長さが変わらない収縮)
例)デスクワークなどのタイピング時の手首など
2つ目の等尺性収縮は筋肉を動かしてはいませんが、同じ状態をキープし続けていることになりますので
筋肉に負担がかかります。そしてその負担が積み重なると筋肉に疲労物質が蓄積したり、血流障害が起こると
筋肉が低栄養・低酸素状態となって徐々に硬くなり、トリガーポイントという痛みの引き金になる
筋肉のしこりが出来てしまい痛みを引き起こします。
当院ではこのトリガーポイントを取り除く治療を行なっています。
テニス肘は痛みが出ている場所だけを治療していても痛みはなかなか取れません。
日常生活でも腕というのは負担がかかりやすいので方が症状を繰り返してしまう多くおられます。
痛みを繰り返さないように根本を治していく為に、肘周辺の治療から肘や手首の動きに関係する筋肉の柔軟性を上げる治療を行なう必要があります。
具体的には筋肉に対する手技治療と、患者様お一人お一人の状態に合わせて鍼治療・プロ野球選手なども使用されているハイボルト治療を行ない
少しでも早く肘の症状を改善していきます!!!
テニス肘と診断された方や
肘の痛みがなかなか改善しない方
ぜひ一度平川接骨院にご相談ください!
平川接骨院/鍼灸治療院(太秦院)
京都市右京区太秦北路町8-3 シャンポール松室1F
075-748-0808
※予約優先制