交通事故による腰の痛み | 右京区平川接骨院/鍼灸治療院グループ

交通事故での体にかかる衝撃はとても大きく、いろいろな症状を引き起こします。中でも、腰の痛みはむちうちや腕の怪我と同じくらい多くみられる症状です。自転車や歩行時での事故のように直接腰を打つことでの痛みはもちろん、車同士の衝突事故など、腰を直接打たなくても外部からの衝撃で腰に痛みがでることもあるのです。しかし、「腰の痛みはあるがレントゲンを撮っても異常なしと言われた。」「事故から時間が経っているにも関わらず腰の痛みが一向に良くならない」という声を多く耳にします。ではなぜ、こういった方が沢山おられるのか？それは、事故後の腰痛の原因のほとんどがレントゲンには写らない筋肉からくる痛みだからです！

事故後、腰の痛みがあると、多くの方がレントゲンを撮りにいくと思います。そこでほとんどの人が「骨折もないし、レントゲンでは異常ありませんね。湿布と痛みどめで様子をみてください。」と言われます。そう言われると、「異常もないようだし、そのうち治るだろう。」と思ってしまいがちですが、これがいつまでも治らない原因なのです。例えば、車同士の事故で後ろから追突された時、強い衝撃が加わりますが、突然の出来事のため身体は身構えることができず、腰の筋肉に大きなダメージを与えてしまいます。その大きなダメージを受けた筋肉をいつまでも放置していると良くなるばかりか、筋肉にどんどん負担が蓄積されて硬くなり、そして慢性的な腰痛となってしまうのです。慢性的な腰痛になる前に、しっかりと筋肉に対する治療を行うことが早く痛みを取るための1番の近道です。

治療をすることはもちろんですが、少しでも早く痛みを取る為にはご自宅でのケアもとても大切になってきます。その方法の一つは、温めることです。急性期の腰痛（痛みが出てすぐや腫れや熱っぽさを持っている時）は冷やすことが先決ですが、事故から時間が経っている場合は、事故の衝撃で硬くなってしまった筋肉の血流を良くしていくことが大切です。ですので、お風呂はシャワーで終わらせずにしっかりと湯船に浸かってください！冬場などの場合は常にカイロを貼っておくというのも効果的です！

当院では、事故後の腰痛を少しでも早く取っていくために「トリガーポイント治療」という筋肉・筋膜に対する治療を行います。筋肉が硬くなると血流状態が悪くなり、その結果痛みを引き起こします。トリガーポイント治療で筋肉の血流を改善し、痛みを取っていきます。同じ腰痛でも、事故の状況や衝撃の加わり方で腰痛の原因となる筋肉は人それぞれです。まずは患者様のお話を詳しく聞かせていただき、検査や説明を行い、納得していただいた上で患者様一人一人に合わせた治療法を提供させていただきます。事故後の腰痛は放っておいても治りません！症状が悪化する前にしっかりと治療していきましょう！