筋肉が弱るから痛みが出る?
2016/04/21
こんにちは!太秦平川接骨院の森岡です。
最近患者さんとの会話の中でよく耳にする
「この痛みは筋肉が弱っているから出てくるの?」
という質問をいただきます。
みなさんはどうお考えでしょうか?
確かにテレビなどでも筋力低下や、老化という言葉がよく出て来ますよね。
筋力って一体なんのことなのかよく分からないですよね。
きょうは筋力とはどういうことで、果たして弱いから痛いのかについて書かせていただきます。
筋肉には4つの働きがあります。
①重いものを持ち上げるパワー
②体を支えるバランス力
③素早く動く瞬発力
④しっかり伸び縮みする柔軟性
これらが問題なく保たれているのが正常な状態の筋肉です。
しかし私たちは日頃の生活の中で同じ姿勢を続けたり、前かがみの姿勢を続けたり
運動をあまりしない日が多いと思います。
同じ姿勢が続くことや運動しないことで筋肉の中の血の循環は少しずつ悪くなっていきます。
血流が悪くなると筋肉はどんどん硬くなってしまい、力も入りにくくなり柔軟性も低下し急に動かすこともできなくなります。
つまり筋肉は弱くなる(筋肉が減る)という訳ではなく
ちゃんと使ってあげないこと
で硬くなり力が発揮できなくなっている
だけなのです。
このように硬くなると筋肉の中で痛み物質と呼ばれるものが蓄積してある日突然痛みが出てくるのです。
じゃあやっぱり筋トレが必要なのか!
というと仮に動かして痛みが出る場合筋肉を怪我する場合があります。
まずは筋トレと考えず「普段動かしていないところを動かす」
ことから始めてみるのはいかがでしょうか?
平川接骨院/鍼灸治療院(太秦院)
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