ランナー膝は治る!
2016/01/06
暖かい日が続きますね。
これだけ暖かいと走りに行きたくなりますよね!
来月の2月21日(日)に京都マラソンが開催されるので今トレーニングに励んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今日はランナーの方に多いランナー膝ついてお話しようと思います。
ランナー膝とは?
・ランニングなどで走った後に膝の外側が痛む
・走らずに休むと痛みが引く。
このような症状のことを言います。
近年のランニングブームで市民ランナーの方に多い症状です。
なぜ痛みが出るの?
実はこの症状は腸脛靭帯と呼ばれる太ももの外側の安定を保つ大きな靭帯が
炎症を起こすことで痛みが出ます。
この腸脛靭帯は膝を伸ばすと大腿骨の前方に、曲げたときは大腿骨の後方に移動します。
この移動の時に大腿骨の骨のでっぱりに擦れます。
つまり膝の曲げ伸ばしを繰り返すとそのでっぱりのところで摩擦が生じ、
その回数が増えると炎症が起こるのです。
痛みが出たらどうすればいいか?
痛みがひどい場合は安静が第一です。
走った後はまず患部をアイシングする場合もあります。
この症状は休むと一時的に楽になるのですが走るとまたすぐに痛みを繰り返してしまうのです。
ただ安静にするだけでは治らない…
じゃあどうすれば良いのか?
安静だけでなくさらに痛みを取っていく方法が実はあるのです!
痛みが出ている膝の外側ではなく
実は股関節の近くにこの症状が悪化する・長引く原因があるのです。
この腸脛靭帯の上の方に大腿筋膜張筋という筋肉がついています。
この筋肉の柔軟性が低下して血の循環が悪くなっていると
腸脛靭帯が引っ張られてしまい痛みを出してしまうのです。
つまり痛みが出ている膝の外側だけでなく
大腿筋膜張筋を治療していくことがこの痛みを和らげるポイントなのです!
大腿筋膜張筋のストレッチ方法
①足をクロスして左股関節の前を突き出すようにして伸ばしていきます。
②この時に左股関節の前、太ももの外側が伸びている事を確認します。
これからランニングを始める方や大会に出る方にとって本当に怖い症状です。
しかし正しく処置や治療を行えば早期復帰も可能です!
少しでも膝に違和感が出ている方はすぐに治療をしていくことが大切です!
楽しくランニングをしましょう♪
平川接骨院/鍼灸治療院(太秦院)
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