交通事故による脚の痛み | 右京区平川接骨院/鍼灸治療院グループ

交通事故の怪我はむちうちが一番多いと思われがちですが、実は、膝の打撲や足首の捻挫、太ももの打撲や肉離れなどといった脚の怪我も多くみられる症状のひとつなのです。

これらの症状は、自転車と車の接触事故・自転車やバイクでの転倒や転倒を回避しようとした際の脚の踏ん張り・車での急ブレーキなど、さまざまな原因があります。ここで皆さんに知っておいていただきたいのは、衝突時の衝撃や脚の踏ん張りなど、脚を直接打ったりしなくても、怪我をしてしまうのです。そしてその多くの怪我は捻挫や打撲、挫傷（肉離れ）といった筋肉・筋膜や靭帯の怪我なのです。

こういった怪我はレントゲンでは写らないため病院では特に治療の必要なしと判断され湿布や痛み止めの薬で様子を見ましょうと言って適切な処置をされないままになってしまうことも少なくありません。しかし、筋肉・筋膜や靭帯の怪我を甘く見てはいけません。
症状が比較的軽いものでも、早い段階で治療を行わないと、痛みが長引いたり、捻挫をしやすくなったり、痛みのあるところをかばおうとして他の筋肉・筋膜にも負担がかかり、また新たな痛みを引き起こしてしまいます。

＜交通事故による大腿四頭筋の痛み＞を例に出してみます。

大腿四頭筋とは、太ももの前面につく筋肉・筋膜です。
この筋肉・筋膜は、自転車やバイクでの走行中に衝突を避けようとしてバランスを崩した際、転倒しまいと脚で踏ん張ろうとしたときや、車に乗っているときの急ブレーキ時に、損傷しやすい筋肉・筋膜です。このような状況の時、大腿四頭筋には急激な力が加わり、筋肉・筋膜が引き伸ばされてしまうことで筋肉・筋膜が損傷し痛みがでてきます。
重症なものになると内出血などがみられるため「早く治療しないと！」と思えるのですが、筋肉・筋膜が引き伸ばされただけの比較的症状が軽いものでは、痛みはあるけれど外見上何の変化も見られないので、「そのうち治るだろう。」といって放置してしまうことが多々あります。

しかし、その痛みを放っておいてはいけないのです。引き伸ばされた筋肉・筋膜は傷つくのを防ぐために逆に縮もうとする特徴があります。また、怪我において損傷部への治療と痛みへの別と考えて取り組む必要があります。損傷自体は炎症が治まれば治まりますが痛みはそうとは限らないからです。
足首の捻挫の後くるぶしの痛みはとれたけどしゃがめない、正座できないなどが好例です。いわゆる捻挫などのケガ後の痛みの慢性化です。

平川接骨院では、こういった軽い怪我と思われがちな筋肉・筋膜や靭帯の怪我に対しての適切な処置、痛みを取り除くために、硬くなってしまった筋肉・筋膜を柔らかくする手技治療、さらに痛みを繰り返さないようなリハビリ治療も行っていきます。

事故後の痛みで苦しんでいる方、平川接骨院にご相談ください！