スマホ肩こり | 右京区平川接骨院/鍼灸治療院グループ

スマートフォンやタブレットは今や生活に欠かせないものになってきました。
スマホやタブレットはそれ自体はとても便利ですが、一方健康に対して悪影響がある面も見逃せません。
平川接骨院にも原因不明と思われていた肩こりや頭痛が実はスマートフォンやタブレットの使用が原因だったケースが増えてきています。
もちろん、いまさらスマホやタブレットの使用を止めるわけにもいきません。
しかし、スマホによる肩こりを放置していては視力や姿勢そして集中力などに悪影響を与えることになりますので
スマホ肩こりを改善する治療と予防法についてお伝えしていきます。

スマホ肩こりの特徴として、肩から手指にかけてコリ感やつっぱりを感じることが挙げられます。
しばしば頭痛を引き起こすこともあります。
また、スマホを片手操作している方の肩から首（あるいは）背中にコリ感を生じることが挙げられます。
皆さんはスマホやタブレットを捜査していて肩や首背中にコリや重たさを感じたことはありませんか？

スマホ肩こりの原因は大きく二つあります。
一つ目はスマホを持っている指や手、あるいは操作している指の筋肉の過負荷や緊張が原因になっているもの。
これは、特にこのようなスマホの持ち方をしている方に多く見られます。

この持ち方は特に片手で操作する男性に多い傾向があります。
このスマホの持ち方ですと特に小指にスマホの重さが掛かり、小指を支える筋肉に負担がかかり続けてしまいます。
小指の筋肉は従来は細く弱いものです。そして、小指でスマホを支えようとすると手首→肘→肩と筋肉のつながり（筋膜連鎖）によって緊張が広範囲に広がっていきます。
そうすることによって肩甲骨の周りや鎖骨の下などにコリや痛みを生じることになってしまうのです。

二つ目はスマホやタブレットを利用しているときの姿勢によって首後面の筋肉から肩甲骨にかけての筋肉が原因になっているもの。
スマホを見ている姿勢はどなたもこのように頭が下にもたげてしまっています。

また、集中していると眉間にしわがより表情筋も不自然に緊張した状態が続きます。
この状態が続くと首の後ろの筋肉で頭を支え背部まで負担が増えます。
さらに表情筋の緊張で頭部を回って後頭部の筋肉付着部に緊張と牽引力が伝わり後頭部やこめかみ、眉間の頭痛を発生させてしまうのです。

以上がスマホ肩こりの主な原因です。

スマホの利用が原因で発生した肩こりですからスマホの利用を止めれば症状はいずれ改善していきます。
とはいえ、今スマホやタブレットを使わない生活は考えられません。
そこで、私たち平川接骨院グループではまず、治療によって症状の改善を行い正しいスマートフォンの利用の仕方で再発を予防することをご提案しています。

まず、患者様ごとの肩こりの原因を判断するために、問診・触診・検査を行います。
その結果により患者様ごとのスマホ肩こりの原因となっている筋肉や筋膜が明らかになります。その上で他の筋肉や骨に影響が出ないように原因筋に直接アプローチしていきます。
これは不要な刺激を与えすぎて揉み返しや副作用を出さないようにするためです。
また原因になる筋肉は痛みやコリのある部分とは限りませんので筋肉の繋がり（筋膜連鎖）を考慮して治療範囲や治療方法を決定していきます。

多くの場合、筋肉内部の酸欠ダメージが積み重なった結果による【トリガーポイント】いう痛みの発生源が筋肉に生じていますので
そのトリガーポイントを直接改善する【トリガーポイントリセット治療】という治療を行います。
具体的にはトリガーポイントの発生している筋肉、筋膜を出来るだけリラックスした状態に保ちその状態で原因部に施術者の手による心地よい刺激を加えていきます。
決して強すぎる刺激を与えないことがポイントです。そうすることにより筋肉内部の血流が改善しトリガーポイントや筋膜の緊張が改善し痛みやコリ感が解消していきます。