捻挫の応急処置について
2016/03/11
こんにちは、太秦平川接骨院ブログ担当の山村です。
中学・高校・大学と進学し、新しい部活を始める方も多いと思います。
特に新しいスポーツを始める時期は、身体がスポーツ特有の動作に、慣れていないため、
負荷が掛かりケガをしやすい時期でもあります。
今回のブログは、そんな新生活をスタートする方にもしものための足首の捻挫に対する
応急処置の方法について書かせて頂きます。
捻挫に対する初期の処置というのは、とても大切で、初期処置を誤ってしまうと
痛みが長引いてしまったり、捻挫が再発しやすくなることもあります。
以下の4つのポイントを必ず守って早期の回復を目指しましょう。
捻挫の初期にはRICE(ライス)処置を行うのがとても大切です。
R=REST(安静)
捻挫した部位が動かないように包帯やテーピングで固定します。
重度の捻挫の場合は、ギプスで固定をし、外力が加わらないように、安静にします。
I=ICE(冷却)
氷のうや氷をビニール袋などに入れ、捻挫した患部を直接冷やします。
15分~20分を目安に冷やし、40分~60分の間隔を開けた後に再び行います。
症状によりますが受傷後24~72時間はこのサイクルを繰り返すことで、局所の腫れを抑え痛みを緩和します。
C=COMPRESSION(圧迫)
患部を圧迫することで出血量を抑え腫れによる、痛みを緩和します。
E=ELEVATION(挙上)
患部を心臓より高い位置に挙げておきます。
こうすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。
RICE処置をすると、痛みや腫れがひどくなるのを防ぐばかりでなく、治りも早くなります。
ただし、RICE処置はあくまで「応急処置」であり、「治療」ではありません。
RICE処置のあとは、必ず当院を受診して下さい。
足首の捻挫について詳しい内容はこちら
平川接骨院/鍼灸治療院(太秦院)
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