ヘルニア患者さんの針治療
2016/02/09
皆さんは今まで針治療を受けたことはありますか?
ほとんどの方が受けたことがないとおっしゃいます。
「痛そう」や「怖い」といったあまりイメージが良くないという方がほとんどです。
そこで今日はそもそも針はどういうもので、ヘルニアと診断された患者さんに
どのような針治療をしているのかということをお伝えしようと思います。
針治療で何をするのか?
当院の針治療の考え方は、痛みを出している筋肉のしこり(トリガーポイント)
に直接針を刺して局所の血流を改善するという目的で針治療をします。
筋肉に対して手技治療や電気治療で表面の血流は改善しますが
根本的な奥のしこりは取れないので針で奥に到達させることが絶対に必要です。
針治療の効果は?
針を体に刺すと体は異物が入ってきたと思い内部で反応がおこります。
この反応が起こるとその部分に血流を促し自然治癒力という人間に元々ある治そうとする力が働きます。
さらに筋肉に刺さると内部で少し傷が付きそこを修復する力が働くことで血の流れが良くなるのです。
つまり針を刺した直後だけではなくその次の日さらに次の日と効果が持続するのです。
これらの効果を使って本当に痛みが出ているトリガーポイントに対し治療することで
ヘルニアと診断された患者さんの治療を行っています。
具体的には腰の筋肉だけではなくお尻や体を支えている筋肉に針治療をします。
さらに痺れが出ている患者さんにはその根本的な原因である
中殿筋や小殿筋という筋肉に刺すことで痺れも楽にすることができるのです。
マッサージは受けているが針はしたことないという方は今すぐに
針治療を受けて頂くことをオススメします。
平川接骨院/鍼灸治療院(太秦院)
京都市右京区太秦北路町8-3 シャンポール松室1F
075-748-0808
※予約優先制